エアコン用の “1000 in 1” 汎用リモコン K-1028E

仕事部屋のエアコンのリモコンがぶっ壊れた。製品は1994年製でエアコン本体はまだ順調に動いているが、23年目にしてリモコンが先に逝ってしまった。純正品のリモコン A75C303 を探してみたがなかなか見つからず、中古品で見つかってもなんだか結構なお値段だ。
拙宅の場合は同型のエアコンが複数あって、リモコンもまだ2台が健在だ。細かい設定ができなくても、自室用には安い汎用品で間に合わせることにする。電源のON/OFF、冷暖切り替え、温度設定ができれば大丈夫だろう。おやすみモード・留守番モードとかの特殊設定は別室からリモコンを持ってきて操作することにする。

調達したのはCHUNGHOPというメーカーの型番がK-1028Eの汎用リモコンで、”1000 in 1″という表現は1台で1000機種に対応しているらしい。ということは、1000通りの設定の中から自宅の機種にあった設定を選ばなくてはならないので、これまた厄介だ。楽な方法はないかといろいろ調べているうちに、あちらこちらの紹介サイトに載っている設定方法とは違っているらしいことに気づいた。

他サイトさんの紹介文では、
SETボタンを長押しすると、右下の4桁の数字が点滅する。
SETボタンから指を放し、リモコンをエアコンのほうに向けてもう一度SETボタンを押す。
数字が順に上がっていって、適合する数字のところでエアコンが反応する。

購入品は、
SETボタンを長押しすると、右下の数字の横の、CODE の文字が点滅する。
そのまま指を放さずに、リモコンをエアコンに向けて待つと、数字が順に上がっていって、適合する数字のところでエアコンが反応する。

    どうやら設定が異なるらしいので、自分用メモを兼ねて手順をおさらい。

  • エアコン本体が停止した状態からセット開始。
  • リモコンをエアコンに向けて、リモコン左下のSETボタンを押しっぱなしにする。
  • 液晶画面右下の数字の横の CODE の文字が点滅を始め、しばらくしてから数字が速い勢いで増えていく。
  • エアコンの機種と対応する数字が出ると、ピッと鳴ってエアコンの電源が入る。
    (ピッと鳴るのはエアコンの電源ON時の音で、リモコンの音ではない)
  • ここでSETボタンから指を放す。
  • が、数字は勢いよく増え続けているため、目的の数字からは行き過ぎた状態で止まる。
  • そのまま待つと、今度はゆっくりと数字が減っていく。
  • 対応する数字に戻ると、ピーっと鳴ってエアコンの電源がOFFになる。(これもエアコン側の音)
  • ここですかさずリモコンのSETボタンを押す。数字の動きはゆっくりなのでタイミングを間違う可能性は少ない。
  • これで設定完了。

よくできた設定方法だと思う。
異なるメーカー品でもエアコンとリモコンとの交信設定が同じものがあるらしく、パナソニックのエアコンでも、 6 とか 16 とかの他メーカーに割り当てられた若い数字で無事に動作している。
もし律義にパナソニックのエアコンの設定番号に合わせようとすると、660までSETボタンをずーーっと押しっぱなしにしていないといけないわけで、指の痛い話である。
ちなみに、本来の設定数字である660~689では反応しない(笑)
ま、税込み送料込みでも500円でおつりがくる低価格品だから文句は言えない。

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