月別アーカイブ: 2013年2月

LEDマクロリングライト~2

電源の目途がついたところで作成開始。
レンズ(52mm)とイカリング(70mm)の固定はステップアップリング(52→72mm)を使用。加工らしい加工は電源コードを通す穴を開けるだけ。ピンバイスで小穴を開けリーマーで適当な大きさに広げる。リーマーを斜めに寝かせて回転させながらバリを取る。電気ドリルを使うほどでもなくあっさり完了。

イカリングとステップアップリングの固定は、2mm厚の両面テープを使った。チップ抵抗の間で、基盤のパターンのない部分に両面テープを張り、慎重に、いや適当に貼り付ける。

LEDマクロリングライト 52mmLEDマクロリングライト点灯時

電池ボトルはステップアップリングの裏面に、これまた両面テープで固定。これであっさり完成! とはいかなかった…orz
電源ON/OFFするためにキャップを回すと、ボトルが両面テープからはがれそうになる。やわである。ボトルを片手で押さえておけば問題なく使えるが、片手でカメラを持ったまま別の手で電源操作はできない。
しかも、はじめのうちはボトルを撮影者から見て右側につけるつもりで電源コードをカットしてしまった。
取り付け位置を上部に変更したら届かない。長いコードに付け直すかどうか数秒悩んだ挙句、ゼムピンスイッチに変更した。チープでありさらにプアである。

LEDマクロリングライト背面LEDマクロリングライト取り付け時

********** 制作費 **********

イカリング570円
ステップアップリング630円
SR41×8個210円(LEDライト2本から取り出し)
タレビン105円(15本入りの内2本使用)
両面テープ105円(50cm巻きの内約2cm使用)
ゼムピン2本(引き出しの中にあったもの)
1620円

年度末の多忙期が終わったら、また作ってみよう。

DC12V超小型電源の製作

いや、タイトルに書いたみたいな大それたものではございません誇大広告ですごめんなさい。
要はボタン型電池のLR41を8個使って、LEDの電源を作ろうってお話。

マクロリングライトの電源を、はじめのうちは単4か単5電池で作るべく、ホームセンターや100均ショップを探索。DC-DCコンバーターが入っている(と思われる)USB-携帯充電器やシガーライター-USB変換器を見て、果たして俺にできるのかと自問自答。
そのうちに目に付いたのが、LR41を4本使用するLEDライト。こいつやっ!と、飛びつきましたよ。買って帰って中をあけると、使えそうな電池ケースが入ってる。電極を工夫すれば楽に作れるかも。
100均LEDライト

でもここで、ちょっとした悪戯心(悪魔の囁きともいう)が。
ネタに走ってみよう。

またまた100均ショップを徘徊して見つけたのがタレビン。お弁当に入っている、醤油やソースを入れる容器ですだ。
これならLR41×8個が収まりそう、加工も簡単、コストもかからない、と製作開始。

タレビンの底に、電池が入る大きさの穴を開る。カッターでざくざく切ったので、切り口は汚いが気にしない。
LR41の外形7.9mmに対してタレビンの内径は10mmくらい。中で電池が動かないように、タレビンをもう1個つぶしてスペーサーを作る。現物あわせで、切ってから長さを測ると25mmくらい。縦方向にすぱっと切って、底の穴から丸めて中に入れる。

タレビン加工中電池ボトル製作中
電池を入れる時には、側面を軽く押さえながらラジオペンチやドライバーで押し込んでいくと、ひっくり返らずすんなり入っていく。電池の-側(丸みのある方)がタレビンの肩の方、+がボトルの底部。
電極兼押さえはゼムピンを使った。半分に切って、幅の広いほうを底部の横からブスリ。残ったほうは細長くつぶして、キャップに通す。

電池ボトル 電源ON電池ボトル 電源OFF
タレビンのキャップの開け閉めで電源ON/OFFができる。電池ボトルの完成。チープ(笑)

LEDマクロリングライト~1

接写撮影時の光源として、レンズの周囲に取り付けるライト(マクロリングライト)が欲しいのだが、安いものでも5000円はする。
これってなんだか作れそうな気がして、ムラムラしながら先人の作例を拝見。同じような人がたくさんいるんだな。

自作する時の関門は、レンズとの固定方法をどうするかと、電気関係。
レンズへの固定は、ステップアップリングかレンズフードを加工すれば何とかなりそうだが、配線は自分でプリント基盤を作る能力がないので、円形にLEDを配置するのは難しい。
ユニバーサル基盤の真ん中に円形に穴を開けて、周囲に8角形にLEDを配置することも考えたが、面倒そうだ。

いろいろ検索しているうちにイカリングなるものを発見。自動車用品のため電圧は12Vだが、とりあえず通販でφ70mmのを購入。

イカリング 70mm イカリング背面

で、届いた実物を見ると、表面にチップ型LEDが直列に3灯、スルーホールで裏に回ってチップ型の抵抗につながる。これが7組で計21灯。抵抗を測ってみると150Ω。年代物の針式のテスターで年代物の老眼の人間が見たのだから正確ではないかもしれん。でもLEDが3V×3個に12Vの電源から20mA流しているとしたら計算はあっている。

さて、電源をどうしよう?
乾電池8個なんてつけるつもりはない。昇圧するか、イカリングのパターンをカットしてLEDを並列につなぎかえるか?
悩みどころ…

カメラ保管ケース

フタが立つ 3種類

「フタが立つ」シリーズのカメラ保管ケース。
左からLサイズ(ミラーレス一眼 ※撮影に使用のため空の状態)。
中はMサイズ(コンパクトデジカメ)。
右はSサイズ(ビデオカメラ)。
いずれもスリムタイプで、後ろは前の記事のHDDケースに使用したワイドLサイズ。
カメラはこのケースに入れた状態でかばんに放り込み撮影に出ます。

HDDケース

フタが立つ HDDケース フタが立つ HDDケース側面

100均ショップで売っている「フタが立つ」という名前の食品保存ケースを使って、使っていないHDDを収めてみた。
このケースは幅がワイドとスリムの2種類、高さがS,M,Lの3種類あるが、HDDが入るのはワイドのLサイズ。中で倒れないようにHDD増設ステイを片側に2枚使って固定。ケースにはHDD4台(隙間なく詰めると5台)は入るが、今は3台で空いているスペースにはSATA→USBのケーブルを収納している。
複数のHDDを同時作動させる外付けケースとしてではなく、必要な時に1台だけを動かす使い方なので、ふだんは蓋をして保管。使用時にはケースに入ったままでケーブルと電源を接続して外付けHDDとして使う。お手軽便利!