直流電化計画~1

鉄道ネタではない。部屋の中に何個もあるAC-DCアダプターを撤去して、換わりにひとつの電源から直流を供給しようという計画である。

机回りには外付けHDDが3台。携帯とスマホがコネクターの形式別で4種類。 タブレットはDCプラグの太さ別で2種類。他にUSB電源を使う小物が数台。現在はAC電源もUSBハブもタコ足状態である。これらをAT電源から給電して、省電力化と空間の有効活用を目指す。

などと難しそうに書いたけど、手持ちの電源から分電するだけの作業ですごめんなさい。

直流化計画分電盤さて、分電基盤用の適当な大きさのケースを探しに100均を物色して発見したのがトレーディングカードケース。ちょっと大きいかなとも思ったが、前にデジットでまとめ買いした小型のプリント基板がちょうど収まる。ポリプロ製で加工もらくらく。
で、できたのがこれ。

パーツと呼べるのは電源入力のコネクターとUSBソケット2つだけの単純構造。余裕があるのでまだ増設可能。

 

直流化計画分電盤:入出力使用する電源はATXより前の規格のAT電源。物持ちがいいと言うか、とにかく年代物である。電源の供給はHDD等に差し込む4ピンのペリフェラルコネクターを使用。いつ壊れるかわからん電源なので、この先ATX電源に置き換える可能性を考慮してマザー接続用の12ピンコネクターは使用しない。直流化計画分電盤:出力プラグ

給電方式は、5VはUSBコネクターを使用。ソケットを離して取り付けているのは、100均で売られている「USB Twin Charger」と言う名前の、USB電源分配器を並べて差し込める間隔にしたため。

12V出力は近くのホームセンターやカー用品店でも入手できる「110型カプラー」を使うことにする。このコネクター、プラスマイナスの極性が決まっているのかと思って検索したが良くわからない。とりあえずは凹みのあるほうを+側に決める。

さらに延長用として、同じ「110型カプラー」の4極タイプを使用。緑色の線は未接続だが、将来はATX電源の3.3Vも使用する可能性を考えている。さらに外付けHDDの内の1台はAC-DCアダプターからミニDINに5Vと12Vを出力している。こちらの直流化も4極コネクターを使う。

と、まあ、簡単な工作であるが、思いついてからあれやこれやと悩むこと一ヶ月。この時間が楽しいのだ。

注)コネクターもカプラーも同義語らしい。私は普段はコネクターと言う言葉を使うが、110型カプラーは商品名なのでそのまま記事中で使っている。書いているうちにややこしくなってるが…。

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