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ダイソーのモバイルバッテリーの結線をチェック


ダイソーのモバイルバッテリーは初期の製品は入力と出力が独立していたのが、途中でモデルチェンジした製品から、入力と出力の端子が共通にされるとか、おかしなことになっているらしい。

7月に入手した新デザインのモバイルバッテリーも同様なのかをチェックした。とか言っても本格的な解析をする能力はない。本来はモバイルバッテリーへの充電入力側であるマイクロUSBの端子にLEDをつないでみて、点灯するかどうか試してみた。バッテリーとライト間にはスタンダードUSB-マイクロUSBの変換ケーブルを使用。
結果、初期製品では入力側からはLEDは点灯せず、出力側のスタンダードUSB端子に接続すると点灯するごく正常の動作だった。4月購入の非ガールズトレンドの無地製品と7月購入の最新デザイン版は入力出力の両方の端子からの出力を確認した。

つまり7月製品も4月製品と同じく、USB-INとUSB-OUTは分離されずつながっている状態とおもわれる。

ついでに基板を撮影。部品も入れ替わっているし、バッテリー本体へつながるプラスとマイナスの結線位置(B+とB-)も入れ替わっている。
※1枚目は初期版、2枚目は無地版。

パソコン用デスクライトをLED化

新しい物好きでありながら古い物をいつまでも使い続ける厄介な性格のため、部屋の中は新旧混在でものがあふれている。
この部屋の中でも相当に古いものが、15W蛍光灯使用のパソコンライト。グローランプ点灯式の年代物だ。蛍光灯カバーに細長いスリットが開いていて、モニターには光が当たらずにキーボード周りだけを照らし出すことができるのが気に入っていて、長年使い続けている。
だが、20数年、もしかすると30年使っているとそろそろ引退の時期が来たようだ。電源のプッシュスイッチはロックができなくて重りで押さえて点灯させている状態。内部の安定器もおそらく危険な状態に近づいているだろう。
グローや安定器を切り離してLED蛍光灯に替えるという選択肢にも心が動くのだが、どうせLED化するならば100均のLEDライトを使ってデスクライトを自作してみるほうに、より心が動いてしまった。
NEC パソコンライト

現状、パソコンライトの点灯時間は結構長い。1日当たり10時間は点けている。もし乾電池式のライトを使うと1日も経たずに電池を使い切ってしまうと思われる。ならば電源はACアダプターを使うか、USBから給電させるのが無難な選択だ。
少し前の記事のダイソーの電球型LEDライトならばUSB・5Vからの給電で、何も手を加えずにそのまま使えるのだが、残念ながら(この記事を書いていた時点では)電球色しかない。机上の照明は白色光で使いたいし、それに作りたい灯りの形状は直管蛍光灯と同じ細長い形だ。この条件で、十分な明るさがあって、手軽に入手できる製品の中からの選択肢は、高輝度LEDタイプの乾電池電源のライトを、電源を電池以外の方法に改造してということになる。

手元には100均のSMDライトの9灯と12灯との2種類があるが、どちらも電源は単3×3本(3AA)、つまり4.5Vである。6Vや12Vの電源に変えた場合、電流制限用の抵抗値を計算しないといけない。苦手。しかも抵抗のカラーコードが見えない。近視と乱視と老眼。
えーーい、やってられるか面倒くせえ!と、定電圧電源を使うことにした。ツェナーダイオードの回路を調べているときに、安いDC-DC電源ユニットを発見。こっちのほうが楽だわいと即購入。そしてDCプラグ/ジャックも複数サイズをまとめて通販で購入。
昼白色電球型LEDライトさて届くまで寝て待つか。と、この後で前の記事の昼白色LEDの電球型ライトを見つけてしまった。即試行。
白色LED電球型ライトをパソコンライトから吊り下げつ形で2つ点灯してみると充分な明るさ、3灯だと明るさはさらに申し分ない。植木鉢のランプシェードをかぶせると、電球直下以外の周りへの眩しさは和らぐ。
だが、縦長にぶら下がっている状態がものすごく邪魔になるのだ。この高さにはプリンターやNASもどきのHDD、さらに素材などの小物がなどが雑然と積みあがっていて、もの探しの邪魔になる。そして視界の端に見え隠れする、一旦気になってしまうと、後はまさに目の上のタンコブ状態になる。

という事でちょっとした寄り道から引き返し、当初の予定通りに100均のSMDを使ったデスクライト製作に戻る。
スタンドの蛍光灯を抜いた後にSMDの部品を装着するのではなく、スタンドはそのままでも使えるようにする(貧乏性)。かつ、スタンドをそのままの位置で新しいライトの保持用に使う。100均のライトはスタンドから取り外して単体でも使えるようにする(すごく貧乏性)。
選択肢は9SMDを縦長に3個(=27灯)、または12SMDを2個(=24灯)。製品は9SMDのほうが格好いいのだ。12SMDのほうは不格好で安物っぽさがただよう。が、今回は12SMDをつかうことにした。何故かというと、9SMDのほうは今回の工作を思いつく前に買いこんでいたため、筐体の色がバラバラなのだ。同じような色だからそれほど気にはならないのだけど。
本体の製作は簡単。DCジャックを取り付けて中の配線を繋ぎ直すだけ。構想30日製作30分くらいの作業量だ。
12SMDライト 外部電源化12SMDライト 減灯改造

DCDCコンバーターも届いたので出力電圧を4.5Vに調整後、仮配線して仮設置。明るい。
作業中ふと思いついて、どうせ使うことはないだろうLED1灯への抵抗を外しSMD12灯のほうへ繋ぎ直してみた。つまりスイッチを元のLEDの側にONにするとSMDが減灯モードで点灯するようにした。が、抵抗値が大きすぎたため暗すぎ。実験失敗だが、あらためて抵抗を買い替えてまでやり直すつもりはなく、このままの状態にしておく。だいいち、スイッチの操作性が悪すぎてそんなに頻繁に切り替えることはないだろう。

12SMDライト デスクライト改造スタンドへはまだ仮固定の段階だが、物干し竿に洗濯物を留められるサイズの大型のピンチ(洗濯ばさみ)でスタンドの蛍光灯の外の筒をはさみこみ、両面テープでライトをピンチに貼り付けて固定する予定。(写真はまだ割りばしを使って仮固定の状態………斜めになってる)
これで一旦完成。明るい!のだが少し目が疲れる。光がきつすぎるのかな。昼白色のUSB-LED電球型ライトのほうが少し赤みが入っていて眼に優しい気がするので、もう一度作り直すかも。

12SMDライト 内部今回はグリーンオーナメント製のライトを使ったが、これとは別に買ってあったダイソー製のも入手している。が、なんだか暗い。なんだろう?と筐体を開けてびっくり。コードがねじ穴に食われている。これが100均クオリティなのだな。
だが事故っているのはLED1灯側のコードなので、12SMD側の暗さの原因ではない。設計が違うのか個体差なのかはわからない。⇒追記あり

100均ネタ2つ

USB LED電球 昼光色 パッケージ1つ目は白色LEDを使った電球型ライト。「USB LED電球 昼光色」。消費電力最大4W、ケーブル長 約1m、照射角度120°。
近所のmeetsで発見。ダイソーの電球型LEDライトの昼光色版かと思って脊椎反射で買い込んだが、帰って箱を開けてみると別物だった。サイズは一回り小さくLEDは5灯。パッケージに5個のLEDチップ使用とか書いてあったが、小さな文字なので購入時には気づかなかった。

写真は今回の白色LED電球と、ダイソーの電球色との比較。
USB LED電球 昼光色 外形USB LED電球 昼光色 点灯時
だが、明るい。12SMDには負けるが、もしかすると9SMDのボックスライトよりも明るい気がする。ダイソー版の10灯電球色と比べても、色温度の違いによる差があるのだろうが、同程度の明るさに思える。もっとも照度計などは持ち合わせていないので、体感でしかない、はい。
あと、フックを横にすれば本体を上向きにして立てて使える設計になっている。だけど重心が上だから安定してない。

パソコンデスク照明用のデスクライトに使えないか検討中。

ガールズトレンド研究所 新デザインモバイルバッテリー2つ目は郊外のダイソー(大型店)にあった300円商品のモバイルバッテリー。しばらく在庫切れだったガールズトレンド研究所のブランドとのコラボ製品が、新デザインで再入荷。
以前の記事に書いたダイソー版(非ガールズトレンド版)のモバイルバッテリーは、なんだか設計に改悪があったらしいと聞くが、今回のはどうなのか? 電気的な特性を分析する知識は持ち合わせていないのでわからない。

モバイルバッテリーはスマホの充電よりも、災害時の電源としての用途を意識している。だけどそのうち存在を忘れて、いざという時にはバッテリーが放電してしまっている予感がする。

卓上スタンドライト

ダイソーの電球型LEDライトを使って卓上スタンドを作る。今回も小ネタ。
なんだか名称がややこしいが、AC100Vを電源とするLED電球とは違い、外見は電球の形だが電源はUSBの5Vを使うLEDライトである。
電球色で150ルーメンという数値はUSB電源のライトとしては明るいが、電球と比べると控えめな明るさなので、普通の机上の照明というよりベッドサイトに置くナイトランプのようなものになる。
ダイソー「電球型LEDライト」ダイソーの電球型LEDライト分解

ランプシェード、つまり覆いの部分はプラ製ポットを使用。100均製品で3個一組で売られている「3号ポリポットがすっぽり!!ウェーブ丸ポット(ホワイト)」という名前。要するに小さな植木鉢である。
底部の水抜き用の細い穴の端をガイドに円形に切り抜くと、電球型LEDライトの尾部をしっかりはめ込むことができる。
ナイトライト用ランプシェード電球型LEDライトをランプシェードに組み込む

スタンドに使うのはこれまた100均の「バナナスタンド」。ヘッドフォンのぶら下げ保管用として需要があるらしいが、今回は電球型LEDを吊り下げる。
電球型LEDナイトライトをバナナスタンドに設置電球型LEDナイトライトをバナナスタンドで点灯

とりあえずの完成。電球の光が直接目に入らず柔らかく拡散されていてなかなかいい感じだ。
電源コードをどんな風に目立たなくするのか、スイッチをどこに取り付けるのか、等々課題は残るが、面倒くさくなったので先送りである。