タグ別アーカイブ: スティックPC

コンパクトPC購入

劣化した電解コンデンサー長年の相棒だった ACER ASPIRE L5100 がついに電源が入らなくなった。この半月ほどいきなりの電源落ちが発生していた。原因はACアダプターのほうかと思っていたが、ACアダプターを取り換えてみても状態は変わらず。基盤を覗いてみると電解コンデンサーが1個膨らんでいるのを確認した。この部品を取替えるだけで修復できそうなのだが、もう気力が追い付かない。基盤を引っぺがしてのはんだ付けは老眼の身には酷だ。
それに、9年も使っているとほかの電解コンデンサーもすでに劣化しはじめている可能性もあり、修理は断念。愛機も買い替えの時期がやってきたようだ。

とりあえずはACERのHDDを取り出しで外付けHDD化し、未だ現役で動いている Pentium III 700M + Windows XP の自作機でEXCELの作業を、2台あるスティック型PCで日常の処理を代用する。スティックPCですべての作業を行えれば便利なのだが、大容量データや画像処理はまだまだ厳しいものがある。
その間に次期PCを物色。数年ぶりに自作に挑戦とか、完全自作までは無理でもベアボーンでカスタマイズするとかの選択肢も頭をよぎったが、それももう面倒くさい。ナンバーワンもオンリーワンも要らない。誘惑に打ち勝って、そこそこの性能で、コンパクトで静音で省電力・低価格機を探すことにする。

いろいろ見ていると、ウルトラコンパクトとかウルトラスモールデスクトップというジャンルがあるのだな。昔、IBMからウルトラマンPCという超小型製品が出ていたのを思い出した。その頃はこれも超小型の東芝のリブレット50を使っていた。机の上に置くデスクトップ、膝上のラップトップに対して、手のひらサイズのパームトップというジャンル分けだった。

ACER ASPIRE L5100 と HP Compaq 8200 Elite US/CT
懐旧談は置いといて、あっさり購入を決めたのは HP Compaq 8200 Elite US/CT。他の機種と比べて決め手となったのは筐体のサイズ。ACER ASPIRE L5100 と比べて奥行きが大きくなるものの、幅と高さがほぼ同じで、今までの置き場所に過不足なく収まるという、ただそれだけの理由。もちろん基本スペックはおさえた上でのことである。

購入品は法人向けのリースあがりと思われる中古品だが、傷も汚れもなくきれいな外観で使用した形跡もあまりなさそうな感じだ。Windows10プリンストール済みで、メモリ増設しても約2万円だったのでお買い得だったと思う。前のAcer機は静音PCと言いながらも夏場は結構冷却ファン音がやかましかったが、今回は比較的静かなようだ。真夏の到来が楽しみである。

モニタースタンド

ワイヤーネットスタンド-ラベルワイヤーネットスタンド

100均でみつけたワイヤーネットスタンド。ワイヤーネットとモニター固定用のフックと組み合わせて、簡単にモニタースタンドが自作できた。

モニターとして使っているのは10インチのHDMI入力付きデジタルフォトフレーム。デジフォトを止めているフックは金属製なので、モニターに傷がつかないように厚紙を挟んだ状態。高さは机の上においた時に少し下向き視線。
デジフォト下はドスパラのスティックPC、DG-STK2F。ファン付きのスティックPCだが、時々ファンが止まる。勢いよく息を吹きかけるとまた動き出す。困り者だ。
下のスペースにはキーボードを立てかけておくこともできるし、HDDやDVDドライブも固定できる。
デジタルフォトフレーム モニタースタンド-正面デジタルフォトフレーム モニタースタンド-斜め上から
※画面はハメ込み合成ではなく映り込みです。

スティック型PC(OS:アンドロイド4.0.4)続編

Android Mini PC Model:TD-02 フリーズの原因はどうやら電源であったようだ。携帯電話用の500mAのアダプターでは固まっていたのが、ダイソーの1A出力で200円のアダプターで給電するとすんなり動いた。いや、まさかこの小さな筐体でそんなにパワーを食うとは思ってなかったですし、はい。
写真は、電源ケーブルをつなぎ、ワイヤレスマウスのアダプターを接続し、マイクロSDHCカードを半挿しにした状態で撮影。

さて、これで解決かと思いきや、こんどはWifiを認識しない。「IPアドレスを取得中」で止まったままになる。無線LANの親機を再起動しても駄目。別の親機「活かしてWi-Fi」(CWFN-U2)に切り替えても同じ現象。
ならばと、静的アドレスを試してみると、今度はちゃんとつながった!!

ん!?

接続の表示は出ているが、実際は繋がっていない様子。ブラウザを立ち上げても空白のまんまだ。
やはりと言うかなんと言うか、期待を裏切らない展開である。
Wi-Fiを使う他の機器(PC、スマホ、タブレット)はすべて正常に接続されている。このスティック型PC側の問題なのだろう。
これでいったん終了する。

おまけ:スティック型PCは工具を使わずとも指の爪だけで簡単に分解できたので、撮影しておいた。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

スティック型PC(OS:アンドロイド4.0.4)

またまたご無沙汰です。今度は手術やら入院やらで7ヶ月ぶりになりましたが、何とか生きてます。

今回ネタはスティック型のアンドロイドPC。販売店の商品タイトルを引用すると、

「テレビのHDMI端子に挿し込むだけ★ ポケットサイズ Android スティックPC 高性能 デュアルコア Android 4.0 アンドロイド Wi-Fi 無線LAN HDMI USB ポケステ FT-PKST-Z」

検索用の単語だらけやん(笑)

Android Mini PC3980円という価格からして相当のキワモノだろうと思いつつ通販で購入。即納のはずがなぜだか10日もたってからようやく商品が到着。箱には Android Mini PC と印刷してあるが、これが製品名なのか?側面には Model:TD-02 と印刷したシールが貼ってある。箱の中身は本体、USBケーブル、英文マニュアルのスカスカな構成。
Android Mini PC 本体

さて、「テレビのHDMI端子に挿し込むだけ」では何も起こらない。製品本体にはパワーランプらしきものが無いので通電しているのかどうかも判断できないが、HDMI端子からはまともには給電はできていないはずだ。(って、今回HDMIの仕様を調べてみて初めて知りました、はい。)

ここで必要となるのが付属品のUSBケーブル。マニュアルは細かい文字の英文なので読まないままで作業しているが、どうやらこれを電源供給に使うようだ。

Android Mini PC CloudAlive 起動画面5VのAC/DCアダプターからUSBに給電してやるとあっさり起動。少々見づらいが CloudAlive(R)のロゴが現れて、次にデスクトップの画面になった。
とは言ってもこれだけではまだ動かない。スマホやタブレットなら指をすいすい動かせば操作できるが、わが家の普通のテレビがタッチパネル方式に対応してるわけが無い。ここはマウスで操作しないと何もできない。

アンドロイドミニPC デスクトップ画面普段からWindowsPCで使用しているワイヤレスマウスを持ってきて、アダプターを本体に接続するとこれまたあっさりとアンドロイドでも認識。画面真ん中にどでかい三角形のマウスカーソルが現れた。よしよし。
画面右上のメニューアイコンをクリックすると、無事にメインメニュー画面に移動。

アンドロイドミニPC メニュー画面メニュー画面を見ると初期の状態で日本語表記になっている。マーケットにも対応しているようだ。とにかくWi-fiの設定をしておけばリビングの大画面TVでネット接続ができそうだ。

だが……

無情にもフリーズ。

何度繰り返してもフリーズ。

マウスとの相性が悪いのか、TVとの相性が悪いのか、それとも電源容量が不足なのか。
原因は追究できていないが、今現在はこの段階で中断中。

とりあえずの結論:
「テレビのHDMI端子に挿し込むだけ」では何もできない。
・USBケーブルを使用して電源供給が必要。
・マウスを接続しないと操作できない。
・この2つを接続しても動くとは限らない。
・一般人向けの製品ではない。