タグ別アーカイブ: 修理

テレビリモコンの分解清掃

日立のTV(Wooo)のリモコン C-RT1 が接触不良だ。[地デジ] のボタンだけが反応しない。おそらくは導電性のゴムか基板の汚れだろうと見当をつけて、とりあえず分解を試みる。が、改めてリモコンをじっくり見ると、ネジがない、はめ込みだけの構成らしい。

分解の時によく使うのは、ダイソーの「腕時計用電池交換器具」。リモコンの表面のパネル部分と、箱状になった本体との隙間に差し込んで、梃子の要領で持ち上げてこじ開けていく。元々が腕時計の金属カバーを外すための金属工具だから、分解相手がプラの場合は力の入れ方を間違うとすぐに傷がつく。今回も慎重に作業したつもりだったが、傷をつけてしまった。幸いにもさほど目立たない位置だった。

C-RT1 分解後表面C-RT1 分解後裏面
分解作業は、表面パネルをずらして基板が見えるところまで進めて完了。すべてばらして清掃するのは、そのあとの組み立てが面倒だ。ずぼらな性格である。

問題の [地デジ] の位置の基板とゴムを、水道水を綿棒に浸み込ませてごしごしこする。ボトボトになるほど水をつけるのは禁物。拭き掃除が終わったら即座に乾いた綿棒で水気を拭き取る。数回繰り返してから仮組み立てをしてテストすると、見事に接触不良が治っていた。ぱちぱちと元通りはめ込んで作業終了。

手持ち式のトラックボール DN-69528 再分解

以前の記事の追記だが、1年ほど経過しているため新規投稿にて。

前に分解清掃した手持ち式トラックボールのホイールが、またしても動きがおかしくなった。再びホイール周りを掃除しようとして分解したところ、こんどは別の場所からあっさり分解できたので報告。報告したところで、このトラックボールを使っていてしかも分解しようとする人はごく少数だろうけど(笑)

右クリックボタンの底面側の少しボール側よりの位置と、底面との間にマイナスドライバーをこじ入れて軽くひねると、ボール側のカバーがあっさり外れた。基盤もねじ数本で外せて掃除も楽にできた。

コンパクトPC購入

劣化した電解コンデンサー長年の相棒だった ACER ASPIRE L5100 がついに電源が入らなくなった。この半月ほどいきなりの電源落ちが発生していた。原因はACアダプターのほうかと思っていたが、ACアダプターを取り換えてみても状態は変わらず。基盤を覗いてみると電解コンデンサーが1個膨らんでいるのを確認した。この部品を取替えるだけで修復できそうなのだが、もう気力が追い付かない。基盤を引っぺがしてのはんだ付けは老眼の身には酷だ。
それに、9年も使っているとほかの電解コンデンサーもすでに劣化しはじめている可能性もあり、修理は断念。愛機も買い替えの時期がやってきたようだ。

とりあえずはACERのHDDを取り出しで外付けHDD化し、未だ現役で動いている Pentium III 700M + Windows XP の自作機でEXCELの作業を、2台あるスティック型PCで日常の処理を代用する。スティックPCですべての作業を行えれば便利なのだが、大容量データや画像処理はまだまだ厳しいものがある。
その間に次期PCを物色。数年ぶりに自作に挑戦とか、完全自作までは無理でもベアボーンでカスタマイズするとかの選択肢も頭をよぎったが、それももう面倒くさい。ナンバーワンもオンリーワンも要らない。誘惑に打ち勝って、そこそこの性能で、コンパクトで静音で省電力・低価格機を探すことにする。

いろいろ見ていると、ウルトラコンパクトとかウルトラスモールデスクトップというジャンルがあるのだな。昔、IBMからウルトラマンPCという超小型製品が出ていたのを思い出した。その頃はこれも超小型の東芝のリブレット50を使っていた。机の上に置くデスクトップ、膝上のラップトップに対して、手のひらサイズのパームトップというジャンル分けだった。

ACER ASPIRE L5100 と HP Compaq 8200 Elite US/CT
懐旧談は置いといて、あっさり購入を決めたのは HP Compaq 8200 Elite US/CT。他の機種と比べて決め手となったのは筐体のサイズ。ACER ASPIRE L5100 と比べて奥行きが大きくなるものの、幅と高さがほぼ同じで、今までの置き場所に過不足なく収まるという、ただそれだけの理由。もちろん基本スペックはおさえた上でのことである。

購入品は法人向けのリースあがりと思われる中古品だが、傷も汚れもなくきれいな外観で使用した形跡もあまりなさそうな感じだ。Windows10プリンストール済みで、メモリ増設しても約2万円だったのでお買い得だったと思う。前のAcer機は静音PCと言いながらも夏場は結構冷却ファン音がやかましかったが、今回は比較的静かなようだ。真夏の到来が楽しみである。

LaCie rugged SafeのHDD交換

LaCie rugged Safe 指紋認証側データのバックアップ用に、LaCie rugged Safe という外付けHDDを2台使用している。型番はLCH-RGS1TFUS。容量500GBのLCH-RGS500FUSの上位機で、こちらは容量1TBだ、メーカーの紹介文だと「指紋認証システム&データ暗号化機能+耐衝撃ボディでデータ流出とデータ消失の両方からデータを守るポータブルハードディスクです。」なのだが、さして大きな衝撃を与えた覚えもないのに1台が不調である。データを転送している途中にものすごく遅くなる、というよりほとんど止まった状態になる。異音などはないのだが、HDD上に不良セクターがある場合にこのような状態になることがあるので、おそらくは内蔵のHDDが原因だろうと見当をつけている。

LaCie rugged Safe 分解途中-側面LaCie rugged Safe 分解途中-内部
動かないまま半年くらい放置していたのだが、安売りHDDを見つけたのを機に修復開始、とりいそぎ解体。外側のゴムを外すと樹脂製の枠をベースにして、両横に3箇所ずつ爪で金属製の筐体が固定されている。材質はアルミと書かれているがマグネシウム合金っぽい手触りだ。基板とHDD本体ははめ込み式でネジは使われていない。

LaCie rugged Safe 内蔵HDD元のHDDは東芝製 MK1059GSM、1TBで12.5mm厚。2011年12月製。HDDの四隅にゴム製のパーツをクッションにして内部に固定する方式だが、そのゴムがすごく変形している。最初から正しい位置にセットされていなかったのか、それとも使用中にずれたのかは今となってはわからないが、耐衝撃性が機能していたのかは疑問。

ま、とりあえずは新しいHDDを接続しなおして起動。転送は問題なく、やはり前のHDDのトラブルが原因であろうと判断した。とは言ってもこのLaCieの転送は遅いんだ。暗号化/復号化の処理に時間がかかるのか、普通の暗号処理でない外付けHDDの倍くらいの時間がかかっているような体感速度である(個人の感想です)。時たま思い出したように行うバックアップ用とならまだしも、日常的に使うデータ転送の用途にはストレスがたまると思う。

地震対策GELさて、新しく使用するHDDはSeagateのST2000LM003、容量は2TBに増えたが厚みは9.5mmに薄くなった。
3mmの隙間を埋めるために使うのは、100均で地震対策品として売ってるウレタン素材のシート。手元にある材料でちょうど3mm厚だったので使うことにしたが、変形したゴムとふにゃふにゃの地震対策ゲルとの組み合わせのため、耐衝撃能力はきわめて低くなったと思われる。
ともかく無事復活して動作中。

※地震対策GELの画像はメーカーさんのカタログからキャプチャ。

手持ち式のトラックボール DN-YMU-Y12TBD

ロジクールのトラックボールM570の修理がうまくいったので、気をよくして別のトラックボールの分解掃除に取り掛かる。
手持ち式トラックボールマウス DN-YMU-Y12TBD製品はハンディタイプと言えばよいのか、据え置き型ではなく片手で持つ方式の無線トラックボール。エアマウスとか空中マウスとか、ハンドヘルドマウスとかの呼び方もあるらしい。
型番を見ると DN-YMU-Y12TBD で、DNで始まる文字列なので上海問屋製品と思われる。
形状は左右非対称の、言うならば勾玉の形。光学式マウスとしても使えるのでその場合は右手で使うこと前提だが、ハンディトラックボールとしては左手で下側から持ち上げるようにして使うこともできる。
メインのPCには有線のUSBマウスと、このハンディタイプのトラックボールとを同時に接続している。椅子にふんぞり返ってニュースサイトを読んだり、動画を見るときには便利で重宝している。

DN-YMU-Y12TBD ボール部分2年くらい使っていて、クリックボタンは左右ともに異常は見られないが、ホイールの動きが不調。上下にスクロールさせるつもりが行きつ戻りつの状態になる。ホイールの回転を検出する部分にホコリが溜まって誤動作しているのだろう。
分解してみたいのだがネジ止めなどで簡単にばらせる構造にはなっていない。
ボールは、回りのリングに2箇所あいている小穴に、先のとがったピンセットなどを差し込んで、コリッと回すとスコッと外せる。電池蓋は曲面のため簡単ではないが、マイナスドライバーで捻って外すことができる。
この2つしか外せる場所はないようだ。

手持ち式トラックボール 分解底面の左右のクリックボタンの間のあたりにマイナスドライバーを突っ込んで持ち上げてみると、何とか浮き上がる。幸いなことに接着剤は使っていないようで、そこを始点に少しずつこじ開けていくと外すことができた。そして、見事!! 7本あった爪のうち3本が折れたorz

トラックボール DN-YMU-Y12TBD 分解基板はネジ1本だけで止められている、が、このネジを外してみてもピクリとも動かない。どうやら中であちらこちらの部品とカッチリと組み合わさっているような感じだ。基板に対して斜めに取り付けられたホイールなど、無理に外しても今度は組み立てができなくなりそうな予感がして、この段階でこれ以上の分解はあきらめる。
本来の目的はホイールの清掃だ。隙間からのぞき見てもホコリが溜まっているようには見えないが、カメラ用のブロウでホイール周辺を吹き飛ばしてみる。するとどうやらホイールの回転を正常に検出しているようだ。
これで満足したので修理完了。裏蓋も爪がなくてもピタッと閉まる。吹き飛ばしたホコリが、トラックボールの外に飛び出したのか、中のどこかに移動しただけなのかはわからない。

追記:製品底面のシールに書かれている型番は DN-YMU-Y12TBD (Wireless TB Mouse) Model No.69528 だが、上海問屋のHP記載の型番は DN-69528 となっていた。

後日談というか、再分解記事はこちら

ロジクールのトラックボールM570の修理

トラックボールM570愛用のトラックボールが不調だ。シングルクリックしたはずなのに動作がダブルクリックになる。ウィンドウが2つ開いたり、プルダウンメニューが出たと思ったら連続したクリックですぐ消える。精神衛生に悪い。イラっとするなんて生易しい状態ではない。

チャタリングという現象だが、静電気が原因である可能性は数度試してみて排除。他のマウスをPCに接続した時は異常は起きないし、トラックボールを別のPCに接続すると再現するので、原因はトラックボール側のスイッチの故障と断定した。

ボール式マイクロソフトマウス 外観マイクロソフトマウス ボール部分ボール式マウス 回転検出部検索してみると中のマイクロスイッチは D2FC-F-7N という型番であるらしい。久々に日本橋までお買い物かとも思ったが、ジャンク箱から古いマウスを探し出して再利用できないか検討してみることにする。
出てきたのはボール式のマイクロソフトマウス、PS/2ポート接続の年代物。昔のマウスってボールが入ってたんだよ。もうこれを知らない世代のほうが多いんだろうな。
マウスを転がすとボールがXとYの2軸に回転を伝え、軸についた歯車の両側で、ペアになっている発光/受光素子が、歯と歯の間で光を通す/さえぎる数をカウントしてマウスの移動量を算出する構造。
いやはや、ノスタルジックですなあ。

ところで、このホコリだらけのマウスを見て思った。チャタリングの原因が静電気であるならば、静電気の原因はホコリなんでないの?分解してきれいにすればチャタリングも収まるんでないの?
今回のトラックボールはもう4年も使用しているのでスイッチ故障の疑いがほぼ確定だし、ジャンクマウスの中を開けて見た結果、長期間使い込んだ中古部品の再利用はやめて新品に取り替えることにする。分解掃除だけでチャタリングが直るかどうかは次の機会に先送りだ。

通販で D2F-01F 購入。OMRON China の製品の D2FC-F-7N と互換性のある日本製。多分こっちのほうが信頼性は高いのだろう。
トラックボールM570 スイッチ交換分解の手順等はあっちこっちに書かれているのでここでは割愛。スイッチを基板から外す時に、ハンダを新しく盛りなおしてから吸い取り線で除去したのだが、左右のスイッチ両方とも3本足のうちの1つを外し損ね、結局力技で外す羽目になった。
現在順調に動作中。

ACER ASPIRE L5100の修復

あ、お久しぶりです。便りの無いのは元気な証拠、と言うわけではないが、9ヶ月ぶりの更新。記事にはしていないけど、小物つくりは細々と続けています。

さて、猛暑も一段落した今日この頃、我が家の主力機であるACER ASPIRE L5100が仮死状態になった。電源を入れても起動しない。パワーランプは点灯し背面の排気ファンは回っているが、画面は何も表示されない。
予兆はあった。起動時のBIOS画面でいったん止まってセットアップを要求するメッセージが出る。HDDクラッシュの前触れか、それとも電源不良かとあれこれ考えてはいたのだが、この時点ではまだ差し迫った状況ではないと考えていた。

このマシン、ダイエットPCとか言われているらしいが、たしかにスリムな筐体である。厚さ6cmのA4サイズの大きさで、場所をとらないので重宝する。
だが、この小ささゆえに熱がこもりやすい。吸気側のフィルターも暑い時期には時々掃除して排熱には気をつけてはいるが、夏場で冷房を入れていないときは、排気ファンが高速回転して半端なくうるさい。
今回のトラブルも内部の高温化が原因で異常発生と思っていた。

ACER ASPIRE L5100 内部PCが起動しない時には真っ先にHDDを疑うが、今回はどうやら違う。HDDに異音は出ていないし、それ以前にHDD起動にまで至らない。
次に考えたのは電源異常。このマシンはスリムなゆえに電源は内蔵できず外部ACアダプターからの給電だが、本体付属の純正アダプターは数年前に壊れて今は互換製品を見つけて使用している。今度は互換アダプターまでも寿命が尽きたかと思ったが、考えてみるとファンが回るのだから電力供給はされている状態で、さらにもし電圧降下があればHDDがカクンカクンと起動を試みるはずだ。
ならば、と、心の底では否定していた可能性にたどり着く。電解コンデンサーの劣化。このPCは2008年製なので不良コンデンサーは使っていないと思われるが、それでも6年半の間ほぼ毎日稼動している。
ガクブルしながら、ACER ASPIRE L5100の電解コンデンサー劣化の事例が無いか検索する。あれこれ見ているうちに目に付いたのが、内蔵電池の寿命。あ!これや!!

 

ACER ASPIRE L5100 内蔵電池長々と書いてごめんなさい。原因はコイン型電池でした。
CR2032を取替え。費用258円。
以後異常なし。

たったこれだけのことだったんだけど、PCが壊れたと思って買い換える人も多いんだろうな。

Let’s NoteのHDD再換装とChromeの自動アップデートの停止

レッツノートに先日交換したSUMSUNGのMP0804H(80GB、5400rpm)、一応は順調に動いていたのだが、時々”カコン”音がする。ディスクトラブルの時の連続した”カコンカコン”ではなくて数時間に一度くらいの割で単発の”カコン”となる。この音は心臓に悪い。心配したとおり電圧不足なのだろうか、HDDにとっても差し迫った状況ではないにしても、寿命を縮めていると思われる。
ちょうど安売りの2.5インチHDDを見つけたので再換装することにした。モノはMARSHALのMAL2060PA-T42(60GB、4200rpm)。東芝製の再生品らしい。

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今回も分解工房さんの記事を見ながらの作業で、30分ほどであっさり片付いた。ネジ類を解説写真の番号ごとに袋に入れて保管しているところ、それと足を折り曲げたHDDの記念写真。

さて、HDDの時間を巻き戻したついでにchromeの自動アップデートの停止の設定をしておく。
ブラウザにGoogle chromeを使っているが、32に勝手に書き換えられプラグインが消えてしまった。使用者に断りも無くアップデートするのは迷惑千万である。

    以下メモ。(XPの場合)

  • chrome本体の、設定 → プライバシー → コンテンツの設定 → プラグインを個別に無効化する の項目でGoogle Updateを無効にする。
  • コントロールパネル → 管理ツール → サービス の項目でGoogle Updateと名前がついている2つを無効にする。
  • コントロールパネル → タスク の項目でGoogleUpdateTaskUserと名前がついている2つを無効にする。
  • レジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Runの中のGoogle Updateの値を消す。

参照先はGoogle Chrome まとめWikiほか。
NOTEもChromeも無事動作中。

Let’s Note CF-W2のHDD交換

愛用のLet’s NoteのHDDが突然死してしまった。前日まで何の予兆も無く快適に動いていたのに、次の朝に電源を入れても起動しない。小さなギイギイ音がしている。サブとして使っていたマシンだからさほど酷使していたわけではないが、発売日が2003年10月17日なのでおそらくは10年近く使っているはずだ。そりゃ寿命も来て当然だな。
とはいえ、メイン機で仕事を片付けている間にちょこっと調べ物をしたり息抜きのゲームをしたりと重宝しているマシンなので、HDD換装して復活させたい。貧乏人には買い替えと言う選択肢は無い(笑)
だがあきらめきれずに数日おいてから電源を入れてみると奇跡的に起動してくれた。このタイミングで手持ちのポータブルHDD(IDE80M)にEaseUS Disk Copyを使って丸ごとコピー。死の直前に記憶が鮮明によみがえる状態だったのだろうか、このあと再起動することは無かった。

実を言うと先人達の苦闘のあとを見て二の足を踏んでいたのだが、HDDが準備できてしまったらあとは換装に突き進むしかない。
入れ替えるHDDはLogitec LHD-PBD80U2B2、中身は、SUMSUNG MP0804H。80GB、5400rpm、2プラッタ。電力消費は前より多くなると思う。

まずはHDDのピンの問題。41番ピンはマザーからは本来のHDDの制御回路用に3.3Vを供給しているが、これから取り替える通常のHDDの制御回路は5Vが通電している。3.3Vと5Vを短絡させないように41番ピンを根元から42番(モーター用5V)のほうに折り曲げる。なお、41と42はHDD内部で電気的に接続されていることをテスターで確認済み。
44番は未使用のピンだが、マザー側のコネクターには44番の位置に穴が開いていないため、このままでは差し込めない。これも横の何も無いほうに折り曲げる。
ちなみに、ピンをカットせずに折り曲げたのは、細いニッパーが無かったから(笑)。

さて本体の分解。分解工房さんの丁寧な画像つき解説を表示しながら作業。ネジ類はこのページの写真の番号ごとにビニール袋に入れて、写真番号と同じ数字を書き入れておく。
思ったよりすいすいと分解し、HDDを入れ替え、組み上げて電源再投入まで1時間ほど。
終わってみればそれほど難しい作業ではなかった。

かくして、無事に動いております。
2013年の今になってからCF-W2のHDD交換をする人もいないだろうし、先人の残した記録もたくさんあるので、今回写真は撮っていない。正直に言うと、作業前はけっこう悲壮な覚悟を決めていたので、写真を撮る余裕は無かったといったところ。

追記:写真は再換装の記事